Sardine named a Leader in The Forrester Wave™: Financial Crime Management Solutions, Q3 2026

Learn More
Fraudology

銀行とeコマースの不正:似ているのは最初だけ

今回は、銀行の不正とeコマースの不正の違いについて取り上げます。

とりわけ、この二つの世界が実際にはかなり異なるのに、なぜ基本的に同じだと思われがちなのか、という点についてです。

この回は、顧客先への出張の帰り道で収録しています。銀行、金融機関、フィンテックを主な取引先とするFraudTech企業の社員向けに、不正対策の研修を終えたばかりでした。

その研修の場で、ここで共有する価値があると感じたやり取りがありました。

表面的には、銀行の不正対策とeコマースの不正対策はかなり似て見えます。用語には見覚えがあり、目標も同じに聞こえます。不正を見つける。悪い取引を止める。顧客を守る。

そのとおりです。

しかし細かく見始めると、そこから急速に様相が変わります。

顧客との関係の性質が違います。取引の種類が違います。規制の環境も違います。業種によっては、不正対策チームが使えるデータそのものがまったく異なって見えることさえあります。

そしてこれは重要です。

同じ戦略がどこでも通用すると考えていると、いずれつまずくことになるからです。

銀行とeコマースの不正の違いは、実際には次のような形をとります:

  • 不正に関する用語は業種をまたいで重なりうる
  • 顧客との関係の在り方が、リスクの評価の仕方を変える
  • KYCの要件や銀行のコンプライアンス上の統制が、検知の方針に影響する
  • 扱えるデータの違いが、チームが頼るツールと手がかりを形づくる

このエピソードで聞ける内容:

  • 銀行とeコマースの不正対策に、それぞれ異なる戦略が要る理由
  • 守るべき取引の種類の違いから、検知の違いがどう生まれるか
  • KYCの要件が、銀行の不正リスクへの向き合い方をどう形づくるか
  • データの違いが、ツールと検知モデルにどう影響するか
  • 業種ごとの戦略が、多くのチームの認識以上に重要である理由

次のような方におすすめのエピソードです:

  • 金融機関の不正対策やオンライン小売の不正対策に携わっている
  • 銀行とeコマースの不正対策の職務のあいだで移ろうとしている
  • 業種による検知の違いを理解したい
  • 不正対策の技術やリスクモデルに関心がある
  • 複数チャネルにまたがる不正対策に取り組んでいる

このエピソードが気に入ったら、iTunes、Spotify、YouTubeなどお使いのポッドキャストサービスで購読とレビューをお願いします。番組を広める大きな力になります。