
今回はアップルの不正対策について、そしてインターネット以前の時代から成長を重ね、世界でもっとも目に触れる消費者ブランドのひとつになるまでのあいだ、不正もまたすぐ隣で進化し続けてきた企業の姿がどのようなものかを話します。まさにそこが問題なのです。オンラインで商品やサービスを売る企業は、いずれ必ず不正に向き合うことになります。そしてその商品が十分に人気であれば、不正実行者はきわめて熱心に注目してきます。アップルも例外ではありませんでした。
今回のFraudologyでは、モニカ・シャープさんをお迎えします。彼女は、ベージュ色の箱型コンピュータの時代から、世界最大級の消費者向けテクノロジー企業としての地位に至るまで、アップルの変貌を間近で見届けるという稀有な機会に恵まれました。在籍中は、地域と全社の両方にまたがる数多くのチームや組織で革新的なプロジェクトやプログラムに携わり、アップルでのキャリアの最後の10年を不正対策部門で過ごしました。
モニカさんは今回初めて、そうした経験の一部を公の場で語ってくれます。アップルの初期の年月がどのようなものだったか、そして会社が規模の大きなサイバー犯罪や不正の課題に直面するようになって何が変わったのかも含めてです。これは重要です。アップルの不正対策は、一社だけの物語ではないからです。不正対策のプログラムがどう進化するのか、企業の不正対策の運用がどう成熟していくのか、そして背負うものが大きくなり続けるとき指導者のあり方はどうなるのかを見るための、有用な切り口なのです。
この不正の見方は、実務では次のような意味を持ちます。
- アップルの不正対策は、消費者向け製品の不正が規模やブランドの知名度、オンライン展開とともに拡大していく様子を映している
- 企業の不正対策の運用は、ニッチな製品販売から世界規模のオンライン商取引へと移るにつれて進化する必要がある
- ブランドが価値の高い標的になったとき、不正対策プログラムの刷新は欠かせないものになる
- 指導者としての学びは、長い成長と変化の年月の中でチームがどう適応してきたかを見ることから得られることが多い
このエピソードで聞けること:
- コンピュータ製造の時代から世界規模のオンライン事業へと成長するアップルを、間近で見るとはどういうことだったのか
- 会社の拡大にともない、アップルのECとオンラインストアの不正がどう変わっていったか
- 企業の不正対策の運用と、サイバー犯罪対策の戦略づくりに携わった年月から、モニカさんが学んだこと
- 規模を伴う不正防止に、プログラムの刷新、確かな部門横断の働き方、全社的な連携が求められる理由
- チームの進化とリスク管理について、一人のベテランの視点から不正対策の責任者が学べること
次のような方はぜひ聴いてください:
- 不正対策、EC、全社的なリスク、オンライン小売に携わり、アップルの不正対策をより深く理解したい
- 家電製品の不正、消費者向け製品の不正、オンラインストアの不正について知見がほしい
- 企業の不正対策の運用、全社規模の運用、規模を伴う防止策に関心がある
- 大企業の中で長いキャリアを重ねたベテランの、実務的な指導者としての学びと視点がほしい
- 不正対策プログラムの刷新、サイバー犯罪対策の戦略、チームの長期的な進化に関心がある
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