
ゲスト:スリラム・バッタル、カルビン・テワリ
詳しく見ていきましょう。
今回のFraudologyでは、Booking.comの不正対策リーダーであるスリラム・バッタル氏とカルビン・テワリ氏をお迎えします。二人は世界最大級の旅行プラットフォームで不正防止の最前線に立っており、顧客体験、プラットフォームの成長、不正リスクのバランスを常に取り続けています。
前後編にわたる対談の前編では、私がいつも興味深く感じているテーマから始めます。
人はどのようにして不正対策の世界にたどり着くのか、ということです。
というのも、不正防止のキャリアを最初から計画していた人はごくわずかだからです。多くはどこかの時点でこの道に入り込みます。スリラム氏とカルビン氏にも、グローバルな旅行企業で不正の問題に取り組むようになった、それぞれ異なる経緯があります。
そしてそこから、より多くの不正対策チームが考えるべきだと私が思うテーマへと話を進めます。
不正を技術上の課題として捉えることです。
というのも、数百社のeコマース企業やフィンテック企業を見てきて分かったのは、不正防止はもはや業務部門だけに収まっていられないということです。プロダクト戦略、エンジニアリングの意思決定、そして長期的な技術ロードマップに組み込まれる必要があります。
そこで登場するのが、不正対策のS字カーブモデルです。
このエピソードでは、不正対策技術の導入が予測可能なライフサイクルをたどりやすいことを取り上げます。初期にはチームは素早い成果と急速な改善を目にすることが多い一方、プログラムが成熟するにつれて改善のペースは鈍り、防御をどう拡張するかを考え直す必要が出てきます。
この曲線を理解することが、場当たり的な火消しから、持続可能で長期的な不正対策プログラムづくりへと移行する助けになります。
不正対策チームが不正を技術上の課題として捉え始める道筋には、次のようなものがあります:
- 不正対策のプロダクト管理をプラットフォームのエンジニアリング判断と整合させる
- 導入段階の変化に合わせて進化する不正対策技術のロードマップを描く
- プロダクト、エンジニアリング、リスクの各チームの協働体制を築く
- 初期段階で関係者の支持を得るための素早い成果を見つける
このエピソードで聞ける内容
- S字カーブモデルが不正防止技術のライフサイクルをどう説明するか
- 不正対策のプロダクト管理が現代のチームに不可欠になりつつある理由
- プロダクトと不正対策の協働がプラットフォームの耐性をどう高めるか
- 関係者の支持を得るうえで素早い成果が欠かせない理由
- 技術の導入が進むなかで旅行プラットフォームが不正対策をどう適応させているか
次のような方におすすめのエピソードです
- eコマースまたは旅行プラットフォームの不正防止を率いている
- プロダクト管理や不正対策技術の開発に携わっている
- 成長企業の中で不正対策チームを拡大しようとしている
- 不正対策プログラムが時間とともにどう成熟するかを理解したい
- 長期的な不正対策技術のロードマップを策定している
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