
ゲスト:エリック・レインズバーグ
不正防止の仕事に携わっているなら、これはもうご存じでしょう。
不正が、不正対策チームだけの問題であることはめったにありません。
マーケティングにも関わります。カスタマーサービスにも。財務にも。情報システムにも。オペレーションにも。ときには人事にさえ関わります。つまり、最も強い不正対策の取り組みは、ほぼ例外なく社内の確かな関係の上に成り立っているということです。
この回で話すのは、まさにそこです。
今日のゲストをお迎えする前に、「What the Fraud」のコーナーとして、不正な返金処理を行ったとして逮捕されたAmazonの元従業員の事案を取り上げます。社内の人間による返金不正は、私がEC企業への啓発に多くの時間を割いてきた主題です。そのリスクは過小評価されがちだからです。
正直なところ、返金の業務フローをめぐる統制は、想像より手薄なことがあります。
そこでこの事案を腑分けし、返金まわりの社内統制を組み立てるときに企業が見ておくべき兆候をいくつか取り上げます。
続いて、Macy’sで不正対策の戦略と分析を統括するエリック・レインズバーグを迎えます。エリックは長年にわたりオンライン小売の不正対策を牽引してきた人物で、この対話では、どのようにこの分野に入ったのか、これまで扱ってきた忘れがたい事案、そして大規模な小売企業の内側でチームがどう不正防止に取り組んでいるのかを語ってくれます。
そのとおりです。
エリックの視点で私が良いと思うのは、連携をどれほど重視しているかという点です。不正対策チームは優れた検知の仕組みを築けますが、他の部門がリスクも兆候も理解していなければ、防ぐことははるかに難しくなります。
この連携は、実務では次のような姿をとります。
- 部門をまたぐ確かな関係を築くほど、防止の力は高まる
- 社内の返金不正への統制には、不正対策、財務、カスタマーサービスの足並みが要る
- 小売における不正対策の統率は、部門間の意思疎通に支えられている
- 兆候が社内で共有されるとき、不正対策の戦略と分析はより効果を発揮する
このエピソードで聞けること:
- Amazonでの社内の返金不正の事案が、内部リスクについて教えてくれること
- 連携が、大きな組織で返金の悪用を防ぐのにどう役立つか
- 部門をまたぐ協力関係が、調査と対応をどう改善するか
- Macy’sの不正対策チームが、マーケティング、情報システム、財務とどう協働しているか
- 実際の小売の現場で、不正対策の戦略と分析がどのようなものか
次のような方はぜひ聴いてください:
- ECの不正防止や、小売の不正対策の現場に携わっている
- 部門をまたぐ防止のための関係づくりを改善したい
- 社内の返金不正のリスクや、返金の悪用事案に向き合っている
- 大きな組織のなかで、不正対策チームが持つ影響力に関心がある
- 小売の不正対策を率いてきた経験者から、実務的な示唆を得たい
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