
今回は、返金詐欺への戦略と、不正防止において最も見落とされがちな技能の一つについて取り上げます。
検知ではありません。
モデルづくりでもありません。
経営層に、問題の解決へ投資しようと思うだけの関心を持ってもらうことです。
再びお迎えするのは、Wish.comでリスク担当シニアマネージャーを務める友人のヴィニート・グレワル氏です。数週間前の対談を聞いた方はご存じのとおり、ヴィニート氏は不正対策の実務における最重要指標として承認率を掲げた理由を語ってくれました。
このエピソードでは、その考えをさらに前に進めます。
というのも、優れた返金詐欺への戦略は、悪用を見つけるだけでは成り立たないからです。経営層が理解し、支持できる社内提案を組み立てる力が要ります。
正直なところ、多くの不正対策チームが行き詰まるのはそこです。
ヴィニート氏は、不正の問題を経営層に伝え、実際の行動につなげるために用いてきた方法を共有します。とりわけ、自らのプログラムにおけるデータの可視性と精度を高めるために必要な資源を、どう確保したのかを語ります。
さらに、決して忘れられないという一つの事案についても振り返ります。
それは、システムの中に返金請求の不正を見つけた瞬間から始まりました。そこから攻撃の型を調べ、変更のための提案を組み立て、解決策を経営層に示し、最終的にプログラム全体の改善に着手する承認を得たのです。
発見から調査、そして実装に至るまで、不正対策の取り組みがどのようなものかを示す好例です。
そして最後は、少し軽い話題で締めくくります。ヴィニート氏は土曜の朝のアニメについて語り、『トムとジェリー』が不正と闘う者の日常を表す完璧なたとえかもしれない理由を説明します。
そのたとえを一度聞くと、もう頭から離れません。
このエピソードで聞ける内容
- 返金詐欺への戦略に、検知の仕組みと社内での影響力の双方が要る理由
- 返金請求の不正が、より深いデータと精度の問題を露わにしがちな理由
- 経営層が承認する社内提案を組み立てるために、不正対策の責任者がすべきこと
- 承認率が、不正防止と顧客体験のバランスをどう助けるか
- 経営層の支持を得るうえで、不正リスクを事業の言葉で語ることが不可欠な理由
次のような方におすすめのエピソードです
- 不正対策、リスク、トラスト&セーフティ、eコマースの実務に携わっている
- 返金詐欺の検知と悪用の防止を改善したい
- 不正対策への投資を経営層に示す枠組みを必要としている
- ツール、人員、データについての社内提案を組み立てる立場にある
- 不正防止と承認率、顧客体験のバランスに関心がある
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